アロマ検定1級用⑯ 生活習慣病
アロマセラピストを目指しているYumiです^^
日本人の3大死亡原因は、
・がん
・虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)
・脳血管障害(脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血など)
で、これらの重篤な疾患を引き起こす原因となるのが生活習慣病です。
以前は「成人病」と呼ばれていました。
生活習慣病の原因としては、喫煙・偏食・カロリーオーバー・塩分の過剰摂取・過度の飲酒・過度のストレス・運動不足などがあげられます。
<生活習慣病>
[肥満]
体脂肪が多い状態をいい、判定にはBMI値が用いられる。
・内臓脂肪型肥満(上半身肥満・リンゴ型肥満)
中年期以降の男性や閉経後の女性に多い。
脂肪が蓄積しやすいもののエネルギーに変わるため、皮下脂肪型に比べ減りやすいのが特徴。
過剰な蓄積は、生活習慣病の原因となる。
また、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、2つ以上の症状を併せ持った状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といい、放置すると死亡原因になる疾患を引き起こす可能性がある。
・皮下脂肪型肥満(下半身肥満、洋ナシ型肥満)
女性に多い。
BMI計算式
BMI値=体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
標準体重=身長(m) × 身長(m) × 22
メタボリックシンドローム診断基準
①内臓脂肪型肥満の指標:腹囲(へそ回り)が男性は85cm以上、女性は90cm以上。
②血液中の中性脂肪が150mg/dL以上、HDLが40mg/dL未満のいずれかまたは両方。
③最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上のいずれかまたは両方。
④空腹時血糖値が110mg/dL以上。
[動脈硬化]
心臓から血液を運ぶ動脈が硬くなって血管壁が厚くなり、コレステロールなどの脂質が沈着・石灰化し、血管の内腔が狭くなった状態のこと。
動脈硬化は生活習慣病と密接な関わりがあり、子供の頃から始まり、中年期以降に症状が表れる。
進行すると血液の循環がスムーズに行われず、血管が狭くなるので血液の流れが悪くなり、血栓も出来やすくなる。血栓が出来ると血管が詰まり、心筋梗塞や脳梗塞を起こして死亡することもある。
高血圧症と脂質異常症があると動脈硬化はより悪化してしまう。
[高血圧症]
血液を全身に送り込む血管には、心臓のポンプ作用によって適度な圧力が加えられており、これを血圧という。
健康な人でも日内変動し、朝から上昇し始め、日中は高く夜は低くなる。
高血圧症の場合は、常時圧力が高いままで変動しているため、血管壁への負担が大きく、血管が傷つけやすくなり、動脈硬化を悪化させる原因になる。
自覚症状がないまま動脈硬化が進行するため、「サイレントキラー(ものいわぬ殺し屋)」とも呼ばれており、日本人にはとても多く、約9割は生活習慣病と関わりが深い本態性高血圧だ。
[脂質異常症]
悪玉の脂質が増加し、善玉の脂質が低下するなど、血液中の脂質の量が異常な状態。
糖質や動物性脂肪の多い食事を摂取していると、血液中のコレステロールや中性脂肪が過剰になり、動脈硬化が進みやすくなる。
善玉コレステロールと悪玉コレステロール
コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)などの脂質は、タンパク質と結びついた「リポタンパク」となって血液中を流れる。
HDL(高比重リポタンパク)・・・全身の細胞から不要なコレステロールを肝臓に戻すため、善玉コレステロールと呼ばれる。
LDL(低比重リポタンパク)・・・肝臓からコレステロールを全身の細胞に運ぶため悪玉コレステロールと呼ばれる。
HDLとLDLのバランスが一定に保たれていれば問題はないが、LDLが増えると動脈硬化の原因になり、また中性脂肪が多くなるとLDLが増えやすくなり、HDLが減ってバランスが崩れるとも言われる。
[糖尿病]
食事で摂取された糖質は、インスリンにより細胞に取り込まれてエネルギー源となる。インスリンには、血糖値(血液中の糖の量)を下げる働きがあり、インスリンと血糖値を上げる働きのあるホルモン(グルカゴンなど)のバランスによって血糖値は一定に保たれている。
何らかの理由で血糖値が高くなる病気が糖尿病。
・1型・・・膵臓が機能しなくなることによって、インスリンがまったく分泌されなくなる。
・2型・・・食べ過ぎや運動不足、肥満などが原因でインスリンの分泌が追いつかなくなる。
日本人の95%は、2型。
失明を引き起こす可能性のある網膜症や人工透析を必要とする腎症、手足の感覚が鈍くなり、痛みなどを感じなくなって壊疽する神経障害などを引き起こす可能性があり、また動脈硬化の原因になって心筋梗塞や脳梗塞へと繋がることもある。
日本人の3大死亡原因は、
・がん
・虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)
・脳血管障害(脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血など)
で、これらの重篤な疾患を引き起こす原因となるのが生活習慣病です。
以前は「成人病」と呼ばれていました。
生活習慣病の原因としては、喫煙・偏食・カロリーオーバー・塩分の過剰摂取・過度の飲酒・過度のストレス・運動不足などがあげられます。
<生活習慣病>
[肥満]
体脂肪が多い状態をいい、判定にはBMI値が用いられる。
・内臓脂肪型肥満(上半身肥満・リンゴ型肥満)
中年期以降の男性や閉経後の女性に多い。
脂肪が蓄積しやすいもののエネルギーに変わるため、皮下脂肪型に比べ減りやすいのが特徴。
過剰な蓄積は、生活習慣病の原因となる。
また、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、2つ以上の症状を併せ持った状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といい、放置すると死亡原因になる疾患を引き起こす可能性がある。
・皮下脂肪型肥満(下半身肥満、洋ナシ型肥満)
女性に多い。
BMI計算式
BMI値=体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
標準体重=身長(m) × 身長(m) × 22
メタボリックシンドローム診断基準
①内臓脂肪型肥満の指標:腹囲(へそ回り)が男性は85cm以上、女性は90cm以上。
②血液中の中性脂肪が150mg/dL以上、HDLが40mg/dL未満のいずれかまたは両方。
③最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上のいずれかまたは両方。
④空腹時血糖値が110mg/dL以上。
[動脈硬化]
心臓から血液を運ぶ動脈が硬くなって血管壁が厚くなり、コレステロールなどの脂質が沈着・石灰化し、血管の内腔が狭くなった状態のこと。
動脈硬化は生活習慣病と密接な関わりがあり、子供の頃から始まり、中年期以降に症状が表れる。
進行すると血液の循環がスムーズに行われず、血管が狭くなるので血液の流れが悪くなり、血栓も出来やすくなる。血栓が出来ると血管が詰まり、心筋梗塞や脳梗塞を起こして死亡することもある。
高血圧症と脂質異常症があると動脈硬化はより悪化してしまう。
[高血圧症]
血液を全身に送り込む血管には、心臓のポンプ作用によって適度な圧力が加えられており、これを血圧という。
健康な人でも日内変動し、朝から上昇し始め、日中は高く夜は低くなる。
高血圧症の場合は、常時圧力が高いままで変動しているため、血管壁への負担が大きく、血管が傷つけやすくなり、動脈硬化を悪化させる原因になる。
自覚症状がないまま動脈硬化が進行するため、「サイレントキラー(ものいわぬ殺し屋)」とも呼ばれており、日本人にはとても多く、約9割は生活習慣病と関わりが深い本態性高血圧だ。
[脂質異常症]
悪玉の脂質が増加し、善玉の脂質が低下するなど、血液中の脂質の量が異常な状態。
糖質や動物性脂肪の多い食事を摂取していると、血液中のコレステロールや中性脂肪が過剰になり、動脈硬化が進みやすくなる。
善玉コレステロールと悪玉コレステロール
コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)などの脂質は、タンパク質と結びついた「リポタンパク」となって血液中を流れる。
HDL(高比重リポタンパク)・・・全身の細胞から不要なコレステロールを肝臓に戻すため、善玉コレステロールと呼ばれる。
LDL(低比重リポタンパク)・・・肝臓からコレステロールを全身の細胞に運ぶため悪玉コレステロールと呼ばれる。
HDLとLDLのバランスが一定に保たれていれば問題はないが、LDLが増えると動脈硬化の原因になり、また中性脂肪が多くなるとLDLが増えやすくなり、HDLが減ってバランスが崩れるとも言われる。
[糖尿病]
食事で摂取された糖質は、インスリンにより細胞に取り込まれてエネルギー源となる。インスリンには、血糖値(血液中の糖の量)を下げる働きがあり、インスリンと血糖値を上げる働きのあるホルモン(グルカゴンなど)のバランスによって血糖値は一定に保たれている。
何らかの理由で血糖値が高くなる病気が糖尿病。
・1型・・・膵臓が機能しなくなることによって、インスリンがまったく分泌されなくなる。
・2型・・・食べ過ぎや運動不足、肥満などが原因でインスリンの分泌が追いつかなくなる。
日本人の95%は、2型。
失明を引き起こす可能性のある網膜症や人工透析を必要とする腎症、手足の感覚が鈍くなり、痛みなどを感じなくなって壊疽する神経障害などを引き起こす可能性があり、また動脈硬化の原因になって心筋梗塞や脳梗塞へと繋がることもある。
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