脳と皮膚は同じ由来の器官なのです。

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


トリートメント(マッサージ)を習うのに筋肉のことを習うのは覚悟していたけど(それで、海外で習うのを止めた )DNAや細胞のことまで習うとは・・

と、言うことで頑張って解剖生理学を書いていこうと思います!



私たちの身体は、天文学的な確率一つの卵子一つの精子出会うことから始まります。

妊娠は、
1.卵子の産生と排卵
2.精子の形成と射精
3.受精
4.受精卵の子宮内膜への着床
を経て成立します。

受精後から8週(2ヶ月)までの発育しつつあるものを「胚子」といい、その期間を「胚子期」、それ以降のヒトの外観を示すものを「胎児」といい、その期間を「胎児期」といいます。
受精後3週に入ると、「内胚葉」「外胚葉」ついで「中胚葉」が出来上がります。
各胚葉は、それぞれ決まった器官に分化形成されます。

外胚葉は、
中枢神経、末梢神経、感覚器、表皮などを形成。

中胚葉は、循環器、腎臓、副腎皮質、脾臓、生殖器などの臓器、筋肉、骨、血管、
リンパ管、真皮を形成。


内胚葉は、消化管や肝臓、膵臓などの消火器や、呼吸器、甲状腺を形成。

ここで、私たちアロマテラピーを学ぶものとして、何が大事かというと、
脳や末梢神経系の神経が、表皮や感覚器と同じ外胚葉由来の器官ということです。

タッチングやトリートメントといった皮膚への働きかけは、脳や神経の活動や精神状態に影響を与えます。

自分で疲れた足をさするだけでも気持ちが良いですが、人にさすってもらうと、さらに気持ち良かったり安心したりしますよね?

脳神経と皮膚がいずれも外胚葉に由来する器官であり、同じルーツ(根源)を持つ極めて近い存在であることから、「皮脳同根」と言われます。








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