クリニカル・ブレンディングとは?

名古屋市天白区原のアロマテラピーサロン"manos magicasマノスマジカス"です。

一気に気温が下がって寒くなってきましたが、体調を崩されないようご自分の身体を労わってあげてくださいね^^

今日は、誕生月にいらしたときに一緒にお作りしようかと思っている「クリニカル・ブレンディングオイル」について書こうと思います。

この「クリニカル・ブレンディング」を考案したのは、イギリスのジョアンナ・ホア(Joanna Hoare)さんという方です。

80歳を超えるまでアロマセラピストとして各国を周りアロマテラピーの普及に努めていた方のようです。


精油(エッセンシャルオイル)には薬理作用があります。

立証するのは難しいので、「効きますよ」という言葉は使えませんが、私は効能はある!と思って使っています。

最近では、沢山の実験結果によりその薬理効果が証明されている精油も出てきているので、病院等でもアロマテラピーを積極的に使っている場所が出てきましたね。


この薬理効果とは別に「香り」が精神に働いているということは、科学で立証されていなくても実際に経験されている方も沢山いらっしゃると思います。

「クリニカル・ブレンディング」はこの両方を取り入れていると思います。


ジョアンナさんが考案した表があります。

身体的な症状の悩みに対してどの精油が合うのか。

その精油は揮発性が高いのか低いのか。

香水などで言われる「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」と言うものです。

「香調」とも言います。

この表を元に私が卒業したアロマテラピーの学校では、「身体の悩み」「心の悩み」「女性特有の悩み」と症状を付け足しました。

私のサロンでは、この学校が考案した表を元に「クリニカル・ブレンディングオイル」を作っていきます。

クライアントさんの悩みをお伺いし、それに合う精油を「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」別に表から全て選びます。

項目に対して一番多く出て来た精油を使います。

精油は異なったものを選ぶため、ここで3種類の精油を選ぶことになります。

20mlのオイルを作りますので、必要な精油は濃度を1%(身体用)とし、4滴必要になります。

ということは、もう一つ精油を選ぶことになります。

香調でも自分の好きな香りを選べるのですが、よほど嫌いな香りではない限り当てはまる香りを選びます。

なので、最後の4番目は他の3種類の精油の香りと混ぜ合わせたときに、ご自分のお好きな香りになるように選んで頂く事になります。

この4種類の精油が、薬理効果・精神的効果の両方を満たしている香りになると思います。


文章を読んでいるだけでは、イメージが沸いて来ないと思いますので、実際にいらして作る時の楽しみにしてください^^

作ったオイルをご自宅に持って帰っていただき、実際に身体に塗ったり、手首に少し垂らしたりして香りを楽しんで頂きたいと思います!









0コメント

  • 1000 / 1000