キャリアオイルの役割とは?

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


友人が30代なのに、「老人性乾燥肌」でオイルを塗り始めたと言う話を聞いたので、今日はキャリアオイルの話を書こうと思います



精油は親油性で油脂によく溶けることから、アロマテラピーでは精油を植物油で希釈して使うことが多いです。
このオイルのことを「キャリアオイル」と呼びますが、「キャリア」とは何でしょうか?

「運ぶ」という意味があります。

精油成分を体内に運んでくれることから、こう呼ばれるそうです。

キャリアオイルの役割
・精油を希釈する
・なめらかな滑りでタッチングやトリートメントの際に手の動きをスムーズにし、
 肌への負担を軽くする。
・肌を軟化する。
・肌に油分やビタミンなどを補給する。
・肌に膜を形成し、有害物の進入を阻止したり、角質層からの水分の蒸発を抑える。
・不要な角質の排泄と、表皮の形成を促進。
・精油の揮発を抑え、より長く体表面にとどめ、精油の吸収を多くする。
・浸透によって、精油成分を体内に運び、精油の経皮吸収を助ける。


キャリアオイル脂肪酸分子が大きいので血管には入らない。
精油分子量が小さいので血管に入り、循環する。

これらの特性で、キャリアオイルが精油を真皮まで運んで、血管に乗せてくれるのです。

経皮吸収とは・・・精油 → 毛細血管 ~ 血液中 ~ 全身

経皮吸収を促進する条件
・皮膚温度を上昇させる。
・角質層の水分量を多くする(角質にとどまらないようにする)
・塗布後に部位を密封する
・あれや傷があるとバリア性は低くなる。

何となくイメージ出来ると思いますが、お風呂上りが精油を使ったトリートメントに適していると言う事ですね。

お風呂上りの温まった体にトリートメントを施し、ラップなどで密封する。
傷がある部位は、精油がすすんで入っていってしまうので、刺激が強くなりますので避けましょうと言う事です。


という事で、私は、お風呂上りに精油で顔をマッサージした後、安いラップで顔を
覆っています^^
長いこと覆っていると汗をかいて、肌が濡れ過ぎで角質が無駄に落ちてしまうので汗をかく前に剥がします。






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