アロマの歴史①紀元前3000~1000年頃

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


香りは昔から楽しまれてきました。
検定にも出るので、歴史を書いていこうと思います。

西アジア/中東(エジプト、アラビア半島など)
紀元前3000年頃
古代エジプトでは、薫香という香りを焚いて煙の匂いを嗅いだり、油やお湯に溶かして
エキスを取り出して塗る浸剤を言われるもので楽しまれていました。

ミルラ(没薬)フランキンセンス(乳香)薫香で、この2つと黄金を東方の三賢人(博士)がイエス・キリストの誕生時に捧げたといわれるものです。

油に溶かしたものは香油とよばれ、ベタニアのマリアがキリスト処刑時に足に塗ったと
言われる「ナルドの香油」が有名です。
ナルドとは、ヒマラヤ山脈の高地などで採れるスパイクナルドという植物の根で非常に高価なものでした。

このように、昔から香るものは金と同等の価値があったことが分かります。

ヨーロッパ
紀元前2500年頃、ギリシャ建国
紀元前1000年頃、ローマ建国

中央アジア(インドなど)
紀元前1200-1000年頃
最古の神々への賛歌集「リグ・ベーダ」が編纂されました。これには「アーユル・ベーダ」の源流が見られると言われており、その後医学的知識が独立して「アーユル・ベーダ」が確立したと言われています。
医学的知識は、内科的考察に優れている「チャラカ・サンヒター」と外科的考察に優れている「スシュルタ・サンヒター」の二大古典医学書にまとめられました。

「アーユル・ベーダ」は今も人気の健康法ですね。
体質、性質、年代、季節、時間、色などを「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つの要素に分けてみていくものです。
興味がある方は、ネットで簡単なテストによって自分がどのタイプになるのか見ることが
出来るので探してみてください 。
インドでは、専門の病院があるくらい身近な療法のようです。





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