アロマ検定1級用㉒ 歴史 ~現代~

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


<歴史>

~ 現代 ~

アロマテラピーの父 ルネ・モーリス・ガットフォセ
フランス人化学者 ルネ・モーリス・ガットフォセ(1881~1950年)は、化学実験中に負った火傷の治療にラベンダー精油を用いて著しい効果をあげた経験から、香りのある精油の治療的な効果を研究し始め1937年「Aromatherapie」を著しました。
「アロマテラピー」は彼が造語したものです。


研究と臨床例
1920年代、イタリアの医師ジョヴァンニ・ガッティとレナート・カヨラが精油の治療的効果と神経系への作用、スキンケアへの応用について共同研究しています。
1970年代には、神経症やうつ病にも香りの効果があることが知られ始めました。
ミラノの植物誘導体研究所所長のパオロ・ロベスティは、オレンジ・ベルガモット・レモンなどの精油と加工品が神経症やうつ病などの症状に有効であることを発見しました。


マルグリット・モーリー
フランス人の生化学者マルグリット・モーリー(1895~1968年)は、アジアの伝統的な医学や哲学を研究し、精油を希釈して作ったトリートメントオイルによりマッサージを提案しました。
1961年、「Le capital 'jeunesse'(最も大切なもの・・・若さ)」は、美容の国際的な賞である「シデスコ賞」を受賞し、英訳されて、のちにイギリスではホリスティック・アロマテラピーと呼ばれるようになりました。


フランスの軍医 ジャン・バルネ
フランスの軍医であったジャン・バルネ(1920~1995年)は、インドシナ戦争の際に、負傷者たちに精油から作った薬剤を用いて治療を行ました。
1964年に「AROMATHERAPIE」を著しました。


アロマテラピースクール開校
イギリスでは1960年代から80年代にかけて、シャーリー・プライス、ロバート・ティスランドらがアロマテラピースクールを開設しました。


日本の先駆者 鳥居鎮夫
東邦大学名誉教授の鳥居鎮夫が、随伴性陰性変動(CNV)と呼ばれる脳波を用いてラベンダーやジャスミンの香りの鎮静・興奮作用などを実証し、1986年にイギリスのシンポジウムで実験結果を発表しました。


日本
1996年4月、「非営利団体 日本アロマテラピー協会(AAJ)」設立。
2005年4月、AAJ母体の「社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)」設立。








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